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    ストーリーを考えよう! 強引に!

 小説、映画、漫画などを創作しようと考えたときに、
もっとも重要なことは、その物語の荒筋と設定です。
物語の骨格がなければ、人を喜ばす作品は作れません。
感動的な物語を作るには、どうしたらよいのでしょうか。

 私たちは、多くの感動的な作品に出会っています。
 例えば・・・
いるはずのない宇宙人と自転車に乗って感動したり、
いっしょにツボを作っていた恋人が幽霊になって感動したり、
銀色のドロドロしたロボットと鬼ゴッコして感動したり、
拳銃を持った小学生たちが死体を探して感動したり、
・・・などです。

 人に感動をあたえるには、日常とかけ離れたことを
強引につなぎ合わせたものの方が良いようです。
戦艦ヤマトは改造されて宇宙を飛びました。
沖田艦長は誤診で生き返りました。
そこには、大きな感動がありました。
・・・・・あの船が飛ばない理由は無い!・・・・・

 というわけで、これからいろいろな物語作りに挑戦します。


企画その1

「タイタニック2」

詳細は、coming soon !


企画その2

「走れ与三朗」

 農家に住む『与三朗』は、妹『禰々』の結婚式のために城下町へ買い物に行く。そこで極悪非道の殿『木場 紳壱朗』の噂を聞きつけ、いてもたってもいられず殿の所へ直訴しに行く。しかし、逆に捕まってしまう。何とか『禰々』の結婚式を見たいと思った『与三朗』は、殿と契約した。「15日以内に私が帰って来れなかったら、この町にいる親友で刀鍛冶の『田悟乍』を殺してくれ。」と『与三朗』は言った。
 殿はそれを了承した。
 『与三朗』は、『ジャンケンで負けて鍛冶屋になった田悟乍』の命を賭け走った。

by めいおう星人


企画その3

「コーランボール」

 エルフ族の少年『ライ』は、魔法が得意な種族なのに魔法が使えない。その原因をつきとめるために全てを知るというコーランボールを捜すのであった。しかし、同じくコーランボールを捜す軍隊、そして軍隊のリーダー『零』と『象』と『孤』と戦うことになるのだった。
 その戦いの中で『ライ』がエルフと魔族のハーフだということが発覚し、『ライ』の中の魔族の力が覚醒していく……。

by めいおう星人


企画その4

ハチャメチャ戦隊
「ハチャメンジャー」

 ある日突然、悪の組織『ジョッカー』によって改造された主人公たちは、『ジョッカー』と闘うことを決意した。
 これは、そんな彼らの1日である。
「大変だっ!! U町二丁目に『ジョッカー』の怪人が現れたぞ!!」
ハチャメンジャー本部でレーダーを見ていたハチャメチャレッドが叫んだ。
「なにぃ、行くぞ!!」
ブルーの声がするが早いか、全員でU町二丁目に向かった。
 (5時間後)
 ハチャメンジャーは現場に到着した。
「遅すぎよ!!ハチャメンジャー。」
敵の蟻怪人が待ちくたびれた様子で声をあげた。
「しかたないだろ!!通勤ラッシュだったんだから!!」とイエロー、
「それに、ここ遠いんだよ。」とグリーン。
「さっさと終わらせて帰るわよ。」
ピンクが攻撃しようとすると、
「ま、待ちなさい!!これが目に入らないの!!」
蟻怪人が焦って両手を広げた。人質の子供がいたのだ。
「くっ、卑怯な奴め!!」 
レッドが指を差すと、
「そんなこと、大きなお世話よ。ほっといてちょうだい!!」
その瞬間、ピンクが子供ごと蟻怪人を蹴飛ばした。
特殊な能力はないが、一番性能が良いのがピンクだ。
数メートルは軽く吹っ飛んだ。
「この人でなし――――!!」 
蟻怪人の絶叫が響いた。
「そうだ、そうだ。ピンクの人でなし!!」 とどっちの味方かわからないブルー。
「やかましい!! 私たちの使命は『ジョッカー』を倒すことでしょ。
それに見たい番組もあったのに録画できなかったし、だいいち捕まる奴が悪い!!」
ピンクは膨れっ面で言った。
「くぅ、こうなればあんたたち、やっておしまい!!」
「イ゛――――!!」 
蟻怪人の号令で戦闘員たちが奇声をあげ、ハチャメンジャーに襲いかかる。
「みんな、レッドからの指示だ。戦闘隊形をとれ!!」 ブルーが命じる。
実際にはレッドは何も指示していないのだが、ブルーの言うことは誰も聞かないので、ブルーが勝手にそう言っているのだ。
隣のビルの屋上を目指してブルーが走る。
グリーンがロケットパンチ(糸付きで、発射したあと巻いて腕まで戻す)を放つ。
レッドが体内の大容量格納スペースからナイフを取り出し、適当に投げまくる。
当たる確率は百億分の一だ。
イエローが手を凸の形に変え、回転させながら急降下してくる。結構痛い。
ピンクが片端から戦闘員をぶっ飛ばす。八つ当たりだ。
戦闘員たちがハチャメンジャーめがけて突っ込む。
次の瞬間、戦闘員たちは全滅した……。
「さぁ、今度はお前の番だ。」
レッドがポーズを決めたそのとき、一発の銃声とともに蟻怪人が倒れてしまった。
「お〜し、終了。」
白煙の立ち上る狙撃銃をクルクルと回すブルーがいた。
彼はまたしても良いところをとっていったのだ。
他のメンバーには、これが面白くない。だから、言うことを聞かないのだった。

追記  子供は、蟻怪人が身を呈して守ったため、九ヶ月の入院で済んだとか―――。
でも毎夜、「ピンク怖い」とうなされているらしい。

by めいおう星人


企画その5

宇宙剣豪ムサシ

宇宙時代に蘇った大剣豪『宮本 武蔵』は宇宙戦艦『大和95式』に乗り共和国と帝国との戦いの中をレジスタンスとなり駆けて行く。そんな中、帝国で復活した『佐々木 小次郎』は武蔵に勝つために宇宙戦艦『蒼竜152式』に乗りレジスタンス攻撃作戦に参加するのだった……。

by めいおう星人


企画その6

勇者物語 (絵本シリーズ)

勇気ある者の冒険T

 87歳男性がある事を決意する。そして、彼はそれを決行した。
コンビニ店員との競争(追いつかれたら逮捕。)を……。

勇気ある者の冒険U

 ある日、ドリームジャンボくじで3億円を手に入れた54歳男性は、夢にまで見た『野生の王国 アフリカ』へ旅立つ。しかし、アフリカが本当は野生の王国でなかった事に気づき、猛獣を密輸入しアフリカに放った!!

勇気ある者の冒険V

 主人公84歳男性は、有名歌手のライブをジャックする!!

勇気ある者の冒険W

 101歳女性はオックスフォード大学を目指しアメリカへ……。

by めいおう星人


企画その7

「ウルトラマンダイモス」

 かつて、世界を救ったウルトラマン達。それから5年後。侵略星人であり、M78星雲の住人でもあるウルトラ戦士が攻めて来た・・・。

 第一話 侵略星人ウルトラマン
 地球を侵略してきたウルトラ戦士、新ウルトラ警備隊も刃が立たず占領は時間の問題かと思われた。だがそんな時、地球を守ったウルトラマンの光の力を受け新ウルトラ警備隊隊員『竜小路 鎧』は変身し、敵を撃破する。

 第二話 新ウルトラ警備隊対ダイモス
 戦いの途中、ちょっとしたミスで新ウルトラ警備隊を撃破してしまったダイモス。そして戦いが始まる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 第二九話 最強の敵、ダイモス
 ある日、竜小路はダイモスと分離してしまう。そして侵略星人となったダイモスは地球を攻めてくる。その時、竜小路の体は光に包まれる。そして声を聞く。「あなたには、ダイモスを止める力があります。信じなさい。」すると変身し、もう一つのダイモスとなった。そして死闘が始まる。

 第三十話 良い心 悪い心
 自分から分離したダイモスは自分の持っていた悪い心だった。そんな時、真の敵ウルトラの神が現れる。世界を闇で包み込むウルトラの神。戦え!!ダイモス!!たとえ自分の半身を倒し、力が半減していても!!

by めいおう星人


つづく


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