第二話 少しわかりにくいかもしれません。
GWも終盤になってきた頃、家族でとしまえんに いきました。 昼食もすませ、僕はサイクロンというジェットコースターに乗りに行きました。 予想通りかなり混んでいました。 ぼくの前の人はたまごっち(何年か前に爆発的ヒットした液晶画面にすんでいる奇妙な生き物を育成する携帯ゲームのリメイク版)を持っていました。その人はたまごっちを持っている人とすれ違うたんびに「つうしんしよう!」といい、たまごっち同士をくっつけていました。 何が起こるのかはわかりませんでしたがとりあえずぼくは早くサイクロンに乗りたいという気持ちでいっぱいでした。 そしてまたすれ違った人が玉ごっちを首から提げているように見えました。 そして前にいた人が「つうしんしよう!」 といいました。 すれ違ったもう一人のひとは「は?」 というような顔をしていました 実は首から提げていたものはたまごっちではなかったのです。
完 |